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(off topic) 地震発生から10日

このたびの地震で被災されたかたがたには心からお見舞いを申し上げます。一日も早く平和な日々が帰ってきますように。

Vine Linux 5 でのNFS

少し前のことです。新しくNFSサーバーを立てようと思いました。それまでもVine (ただし ver.4)でNFSをずっと運用してきたので、今度も楽勝だろうと思いきや、全然うまくいきません。

調べてみたところ、NFSのバージョンが変わり、それに伴って設定方法が大幅に変更になったようです。下記のサイトが大変参考になりました。感謝いたします。

NFSv4  (Stray Penuin - Linux Memo-)


タグ:Vine NFS

WiMaxルータ+firefoxでフリーズ?

無線LANがVine5+X200sで使えるようになったので、WiMaxルータ(NEC Aterm WM3500R)も試してみました。おお、つながるつながる。。。え?

フリーズしました。。。

 

何が起きたかと言うと、

  • WM3500Rを立ち上げる。
  • X200s上のVine 5 から無線LANでWM3500Rに接続する(ここまでは問題なし)。
  • firefoxでyahooにアクセスする。
  • フリーズ。firefoxだけではなく、キーボードもマウスも反応なし。(外部からのpingに応答するかどうかは不明)

でした。数回やってみましたが、再現します。

firefoxではなくsshで外部と通信する場合は大丈夫なようです。問題を切り分けなくては。

  •  firefoxではなく他のブラウザを使う
  • WM3500Rではなく、他の無線LANルータを使う

さて、どうなるでしょう。WiMax便利なので、ルータ経由でもいいからVine Linuxでも使いたいところです。


X200sとb-mobile wifi で無線LAN (Vine 5)

ThinkPad X200s上のVineで無線LANが使えるようになりました。そこで、b-mobile wifi という無線LANルータを使ってみました。無事通信が出来ました:

bmobile-wifi-3.png
 
 
 
 
 

 

 b-mobileは、無線LANルータではなくUSB接続のものを以前使っていました。当時はVine Linuxからもppxpコマンドで利用出来ていたのですが、そのうち使えなくなってしまったようです。(ちょっと頑張れば出来るようですが、自分には難しそうです。)

しかし、b-mobile wifiが出来て、無線LANを経由することで、Linuxからb-mobileを利用することが簡単になりました。これで外出してもLinuxで通信ができます。メールを読み書きするために不慣れなWindowsを使う必要がありません。うれしいな。

試しにスピードを計ってみましたところ、こんな数字です。あまり速くはありません。1回だけの測定なので目安程度に。

----- BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------

測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001

測定日時: 2011/xx/xx xx:xx:xx
回線/ISP/地域:

------------------------------

--------------------

1.NTTPC(WebARENA)1: 102.508kbps(0.102Mbps) 12.76kB/sec

2.NTTPC(WebARENA)2: 220.664kbps(0.22Mbps) 27.49kB/sec

推定転送速度: 220.664kbps(0.22Mbps) 27.49kB/sec

 


ThinkPad X200s と Vine 5 で無線LAN (その2:解説編)

前の記事では具体的な設定について書きました。ここでは何故そのような設定をすることになるのかについて解説を書きます。

 

無線LANのアダプタ(ハードウェアを)調べる

ドライバをインストールするため、どの無線LANアダプタのドライバが必要なのかを確かめます。


ThinkWikiによれば、X200sに搭載されている無線LANアダプタには複数の種類があるようです。
grep -i wireless /var/log/messages*|less
とすると、

/var/log/messages-2011xxxx:Dec xx xx:xx:xx localhost kernel: iwlagn:
Intel(R) Wireless WiFi Link AGN driver for Linux, 1.3.27ks
/var/log/messages-2011xxxx:Dec xx xx:xx:xx localhost kernel: iwlagn:
Detected Intel Wireless WiFi Link 5300AGN REV=0x24


という行が見つかりました。これで、このThinkPad X200sの無線LANアダプタが Intel Wireless WiFi Link 5300AGN というものであることがわかりました。

 

ドライバを探す

 

ではこの無線LANアダプタに合うドライバを探します。 IntelはLinux 用の無線LANドライバを公開していたので、まずそこを見てみます:

Intel Wireless WiFi Link Drivers for Linux

すると、こんな事が書いてあります:

 Note: The iwlwifi driver has been merged into mainline kernel since
2.6.24. If you are using kernels after this release, please use the
intree (drivers/net/wireless/iwlwifi) driver directly.

uname -a すると、Vineで使っているkernelのバージョンがわかりまして、(書いた時点では)2.6.27-67vl5 でした。つまり、

ドライバはカーネルに取りこまれているものを使え。上記のサイトからダウンロードするのではない。

という事のようです。

また、このサイトの同じページに

Intel® Wireless WiFi 5100AGN, 5300AGN, and 5350AGN

という文字列があり、これに関しては

 This site hosts the open source iwlwifi project for use with the following hardware (support for different hardware depends on kernel version used):

とあります。そこでリンクされているiwlwifi project を見てみますと、

 

Using kernels 2.6.24 and up


These kernels have the iwlwifi driver included and the released drivers
(available from this site under download page) do not
work with these kernels. If you want to run the latest (or very close to
it) development code
with your kernel then you should use the compat-wireless project that retrieves the latest
driver development code from the
upstream repository
. We do push our
changes to this repository very frequently.

 とあります。"do not work"ですよ。これは驚き。


パッケージを探す


さて、compat-wirelessとは初めて聞きます。試しに

apt-cache search compat-wireless

と問い合わせてみましたところ、

compat-wireless - Collection of recent wireless drivers backported
kernel-module-compat-wireless - Collection of recent wireless drivers backported

と、パッケージがあるではありませんか。これをインストールすればよさそうです。


まとめ


まとめると、

ThinkPad X200s上のVine Linux 5で無線LANを使うには、kernelのバージョンが2.6.27なので、compat-wireless パッケージをインストールすると良さそうだ、

ということがわかりました。

というわけで、前回書きました設定をした訳です。

 


ThinkPad X200s と Vine 5 で無線LAN (その2:解説編)

前の記事では具体的な設定について書きました。ここでは何故そのような設定をすることになるのかについて解説を書きます。

 

無線LANのアダプタ(ハードウェアを)調べる

ドライバをインストールするため、どの無線LANアダプタのドライバが必要なのかを確かめます。


ThinkWikiによれば、X200sに搭載されている無線LANアダプタには複数の種類があるようです。
grep -i wireless /var/log/messages*|less
とすると、

/var/log/messages-2011xxxx:Dec xx xx:xx:xx localhost kernel: iwlagn:
Intel(R) Wireless WiFi Link AGN driver for Linux, 1.3.27ks
/var/log/messages-2011xxxx:Dec xx xx:xx:xx localhost kernel: iwlagn:
Detected Intel Wireless WiFi Link 5300AGN REV=0x24


という行が見つかりました。これで、このThinkPad X200sの無線LANアダプタが Intel Wireless WiFi Link 5300AGN というものであることがわかりました。

 

ドライバを探す

 

ではこの無線LANアダプタに合うドライバを探します。 IntelはLinux 用の無線LANドライバを公開していたので、まずそこを見てみます:

Intel Wireless WiFi Link Drivers for Linux

すると、こんな事が書いてあります:

 Note: The iwlwifi driver has been merged into mainline kernel since
2.6.24. If you are using kernels after this release, please use the
intree (drivers/net/wireless/iwlwifi) driver directly.

uname -a すると、Vineで使っているkernelのバージョンがわかりまして、(書いた時点では)2.6.27-67vl5 でした。つまり、

ドライバはカーネルに取りこまれているものを使え。上記のサイトからダウンロードするのではない。

という事のようです。

また、このサイトの同じページに

Intel® Wireless WiFi 5100AGN, 5300AGN, and 5350AGN

という文字列があり、これに関しては

 This site hosts the open source iwlwifi project for use with the following hardware (support for different hardware depends on kernel version used):

とあります。そこでリンクされているiwlwifi project を見てみますと、

 

Using kernels 2.6.24 and up


These kernels have the iwlwifi driver included and the released drivers
(available from this site under download page) do not
work with these kernels. If you want to run the latest (or very close to
it) development code
with your kernel then you should use the compat-wireless project that retrieves the latest
driver development code from the
upstream repository
. We do push our
changes to this repository very frequently.

 とあります。"do not work"ですよ。これは驚き。


パッケージを探す


さて、compat-wirelessとは初めて聞きます。試しに

apt-cache search compat-wireless

と問い合わせてみましたところ、

compat-wireless - Collection of recent wireless drivers backported
kernel-module-compat-wireless - Collection of recent wireless drivers backported

と、パッケージがあるではありませんか。これをインストールすればよさそうです。


まとめ


まとめると、

ThinkPad X200s上のVine Linux 5で無線LANを使うには、kernelのバージョンが2.6.27なので、compat-wireless パッケージをインストールすると良さそうだ、

ということがわかりました。

というわけで、前回書きました設定をした訳です。

 


ThinkPad X200s と Vine 5 で無線LAN

ThinkPad X200s の上のVine Linux 5.1で無線LANを使うための設定についてのメモ。

  • 必要なモジュールをインストールします。

    • apt-get update; apt-get -s install kernel-module-compat-wireless


      で、インストールされるパッケージを確認

    • apt-get install kernel-module-compat-wireless


      でインストール。
    • 注:モジュールはkernel毎にいくつかのバージョンがあります。apt-get を使うと、現在使用中のkernelに合ったモジュールをインストールしてくれました。synapticでは、どのモジュールが必要なのかを自分で判断する必要があるかもしれません。
  • 無線LANを使う
    • 本体の無線LANスイッチを入れます。(ThinkPadは無線LANのハードウェアスイッチがある)
    • 必要があれば、画面上部のネットワークアイコンで無線LAを有効にします。
      icon.png


      musen-lan-r-click-on.png

      もしかしたら、「無線を有効にする」のチェックを一旦外して、再度チェックを入れて有効にした方が良いかも知れません。

      musen-lan-r-click-off.png

    • さきほどのアイコンを左クリックすると、使用可能な無線LANアクセスポイントの一覧が表示されますので、適当なものを選択して認証します。
      musen-lan-1.png

ThinkPad X200s と Vine 5 で無線LAN

ThinkPad X200s の上のVine Linux 5.1で無線LANを使うための設定についてのメモ。

  • 必要なモジュールをインストールします。

    • apt-get update; apt-get -s install kernel-module-compat-wireless


      で、インストールされるパッケージを確認

    • apt-get install kernel-module-compat-wireless


      でインストール。
    • 注:モジュールはkernel毎にいくつかのバージョンがあります。apt-get を使うと、現在使用中のkernelに合ったモジュールをインストールしてくれました。synapticでは、どのモジュールが必要なのかを自分で判断する必要があるかもしれません。
  • 無線LANを使う
    • 本体の無線LANスイッチを入れます。(ThinkPadは無線LANのハードウェアスイッチがある)
    • 必要があれば、画面上部のネットワークアイコンで無線LAを有効にします。
      icon.png


      musen-lan-r-click-on.png

      もしかしたら、「無線を有効にする」のチェックを一旦外して、再度チェックを入れて有効にした方が良いかも知れません。

      musen-lan-r-click-off.png

    • さきほどのアイコンを左クリックすると、使用可能な無線LANアクセスポイントの一覧が表示されますので、適当なものを選択して認証します。
      musen-lan-1.png

(続) X200sのゴム足が外れる。そしてケースに入れる。

さて、ThinkPad X200sのゴム足保護のためのケースですが、Tucano Second Skin folder のMacBook Air 13.3インチ用のものにしました(Tucano USA) 。店頭にあったので現物を見ることが出来たという理由で選んだのですが、なかなかいい感じです。ThinkPad X200sに大型の9セルバッテリーを付けてもちゃんとこのケースに収納できます。

ところで、ゴム足が取れるのを防ぐだけなら、インナーケースではなく事務用封筒に入れてもよさそうです。(MacBook Airのお披露目のとき、封筒から取り出されたのだったような。。)実際やってみたところ、事務用封筒でもなかなか使えそうです。


(続) X200sのゴム足が外れる。そしてケースに入れる。

さて、ThinkPad X200sのゴム足保護のためのケースですが、Tucano Second Skin folder のMacBook Air 13.3インチ用のものにしました(Tucano USA) 。店頭にあったので現物を見ることが出来たという理由で選んだのですが、なかなかいい感じです。ThinkPad X200sに大型の9セルバッテリーを付けてもちゃんとこのケースに収納できます。

ところで、ゴム足が取れるのを防ぐだけなら、インナーケースではなく事務用封筒に入れてもよさそうです。(MacBook Airのお披露目のとき、封筒から取り出されたのだったような。。)実際やってみたところ、事務用封筒でもなかなか使えそうです。


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